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なぜマイ基金なのでしょうか?

 

数年前、公立中学校の入学式にも始業式にも参加しない新入生がいると聞きました。

理由は、制服を採寸して注文はしたが、約3万5千円のお金がなくて取りに行けず、登校させられなかったからでした。

修学旅行に不参加の生徒も増えているそうです。旅行代は就学援助で賄えても、きれいな下着やパジャマをそろえてあげられないし、お小遣いの1万円もあげられない。惨めな思いをさせるくらいなら、行かせないほうが良いと、親が参加させないそうです。

いずれも、楽しみにしていたのに行けなかった子どもの気持ちを思うと、涙が止まりませんでした。

しかし、その一方で、毎年のように洋服を新調したり、車を買い替えたりする人もたくさんいるのです。レストランに毎週行く人だって、どれほどたくさんいるかわかりません。

もし、この人たちに青少年育成を応援しようという気持ちがあり、レストランに行くのを1回減らしたり、洋服を1着我慢したら、1人の生徒が修学旅行にきれいな下着を持って、ニコニコしながら行けるのです。お母さんにお土産だって買ってあげられるでしょう。

つまり、余裕のある人たちが、自分たちのことだけではなく、社会に目を向けて、自分のお金をちょっと使えば、社会をもっと良くすることだってできるのです。

私は、このようにお金をうまく回すことによって、出す側も貰う側も幸せな気分になれる方法を伝えたい・・・そういう思いで、この「マイ基金」を勧めています。

ある人は、親の遺産の一部で自分だけの基金を作り、高校に行けなかったはずの貧しい家庭の子どもたちを援助しています。またある人は、自分の貯金を使って基金を作り、保健所で殺される直前の動物を引き取って里親を探す動物愛護団体を援助しています。

自分が恵まれているなら特にそうですが、苦しくても、自分よりももっと苦しんでいる人たちを助けてあげたい・・・社会全体がそういう気持ちになれば、どんなに良い社会になるかわかりません。

もちろん、楽しい基金もあります。美術館を作ってほしいとか音楽コンテストで自分の名前をつけた賞を出してほしいとか・・・そういう夢のある基金も大歓迎なのです。

どうか、あなたもマイ基金を作ってください。簡単にすぐに作れます。税制優遇を活用すれば寄付のうち最大で約50%が国から戻ってきます。

私一人の力は小さくても、皆様の力をお借りして、社会をもっともっと明るくしていきたいと思い、この活動を生涯の仕事にしようと思っています。

公益財団法人公益推進協会
 代表理事 福島 達也
(田園調布学園大学 人間福祉学部 社会福祉学科講師)